歴史調査(縄文と日本語)

歴史調査(縄文と日本語)

縄文初心者として、縄文と日本語の関係は一応ブログに残しておきたいテーマです。皆さん知っていることらしいく、内容が少しレベルが低いかもしれませんがお許し下さい。

縄文とオノマトペの関係

?小林達雄氏のチャンネル桜「美の世界・国のかたち」講演から

 日本語はオノマトペが他言語に比べ多い。これは縄文時代1万年自然と会話してきた結果である。日本人が俳句を読むのも自然に特別の感性があるからである。(前回紹介した内容)

?濁音のオノマトペ

テレビ放送「日本語とコミニュケーション」第12回講義

 オノマトペに清音と濁音の表現があるが、その感じの違いは日本語を話す人しか分からない。

  清音 さらさら きらきら  クリーンな感じ 鋭い感じ 気持ち良い 

  濁音 ざらざら ぎらぎら 濁った感じ どぎつい感じ 少し不快 

 和語には濁音で始まる言葉がなかった。(やま、かわ、うみ)

  そこへ濁音を持つ言葉が入ってきて、違和感を持ちその歴史を記憶しているからである。

? 日本語は混成語か?

日本語の起源は不明で孤立語である。現状では日本語は、ウラルアルタイ語に文法は似ているが語彙が違い、ウラルアルタイ語族説は証明されていない。その他、各種説があるがその議論の一部をここに紹介する。

  上記?の内容は日本語は混成語であるという主張に関係していると思う。

縄文時代の西日本はポリネシア語的音韻組織を持った南方系言語が行われていたが、そこへ弥生時代南朝鮮から稲作文化と共に新しい言語が入り、それと混淆して新しい日本語ができた。南朝鮮の新しい言語とは、アルタイ語的文法体系と母音調和と南方的語彙を併せ持った言語であり、アルタイ語と南方語の混成語で朝鮮語の祖語であった。この新しい言語とポリネシア系語が西日本で混成して日本語ができた。

   ポリネシア語の特徴

  1 母音はアイウエオの五つで二重母音は使わない。

  2 単語は母音で終わる。

  3 子音にはg、d、d3がなく、二重子音がない。

  4 濁音が語頭に立たない。

  5 rとlの区別がない。

   アルタイ語と日本語の相違点

  1 rとlの区別がある。

  2 濁音が単語の初めに立つ。

  3 二重子音がある。

  4 子音で終わる単語がある。

   アルタイ語と日本語の共通点

  単語の音構成

  1 単語の初めに二つ井城の子音が立たない。

  2 語頭にr音が立たない。

  3 母音調和がある。

  文法的構造

  1 膠着語である。

  2 述語は文末にくる。

  3 修飾語が被修飾語の前に来る。

  4 関係代名詞、冠詞がない。

  5 名詞に性や数の区別がない。

  6 目的語は動詞の前に来る。

以上の混成語説には言語学者の二つの言語が混合して新しい言語が生まれる文化現象は世界に例が無く、認められないという反論が多く、定説にはなっていない。

(「日本人はどこから来たのか」講談社現代新書から抜粋)

(この文献では大野晋説としているが、ウィキペディア「日本語の起源」ではルタイ・南島語混合説の提唱者にロシアの言語学者、エフゲニー・ポリワーノフ、村山七郎らの名前が上がっている。)

? クレオールタミール語説

大野晋は、『岩波古語辞典』等の各種辞典の編纂や国語審議会委員の著名な国語学者である。日本語とタミール語との語彙の類似点が多くタミール語源説を唱えたが、混成語という点と語源となる歴史的地理的必然性がない点から批判が多く、その後クレオールタミール語説を唱えた。クレオール言語は、意思疎通ができない異なる言語の商人らなどの間で自然に作り上げられた言語(ピジン言語)が、定着して母語化したものであり、漢文訓読もクレオール語と言えるかもしれない。形態が劇的に単純化しているという点で、親言語の複雑な屈折を保っている混合言語(混成言語)とは異なる。(ウィキペディア大野晋」、「クレオール言語」 より)

? 日本語は昔と変わっていない説

 どこかで調査の途中で、日本語が東アジア人の古語で、昔から変わっていない、変わったのは大陸側であるという東アジア語正統説があったが本日は時間切れでここまでとします。