ブッダの感興のことば(ウダーナヴァルガ)第4章 はげみ 第1偈

1 つとめ励むのは不死の境地である。怠りなまけるのは死の足跡である。つとめ励む人々は死ぬことが無い。怠りなまける人々は、つねに死んでいる。

(ダンマパダ21 つとめ励むのは不死の境地である。怠りなまけるのは死の境涯である。つとめ励む人々は死ぬことが無い。怠りなまける人々は、死者のごとくである。)

中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)

*ワン爺のコメント

今日から、「はげみ」の章になります。

この章の「はげみ」はこの偈では「つとめ励み」という言葉で表現されています。これはパーリ語ではアッパマーダであり、「気をつけること」という意味です。

SRKWブッダは「気をつけること」について、次のように述べておられます。

「世間におけるあらゆる煩いと一切の苦悩の終滅を願う人がこころに行うべきこと。それは、気をつけることである。すなわち、気をつけることによって人は(あり得べき)正しい<観>の確立と完成とを為し遂げることができ、また気をつけることによって<善知識>が稀有に発する<法の句>を聞き及んで、その真実を識ることができると期待され得るからである。そして、気をつけることは、たとえ今現在覚りの境地に至ることを目指していない人にとってもつねに利益(りやく)を生じる因となり、大いなる功徳を生むよすがとなるものである。」

(「気をつけること」の全文は次のアドレスの理法を参照してください。

http://www.geocities.jp/srkw_buddha/rihou032.htm

つまり、気をつけている人は、不死の境地とは、本当に生きていると言っているのです。逆に「気をつけてない人は、本当には生きていない、死者のようであると述べているのです。